実はこれ最近知ったんですが、いつの間にかサーバーをセットアップするときにスクリプトが選択できるようになってました
スタートアップスクリプトとは
スタートアップスクリプトについてを参照すると、スタートアップスクリプトとは、どうやらサーバーセットアップ後の初回起動時に発火するスクリプトで、パブリックスクリプト(さくら側が提供するスクリプト)とカスタムスクリプト(自分で作るスクリプト)の二種類があるみたいですね
なるほど。同じサーバーを何台も展開する場合には確かに便利な機能です
ただ、これらのスクリプト使うにはサーバー作成時にスクリプトを選択しないとダメっぽい
うーん。ってことは、サーバーを構築した後では使えないってことか...
これからサーバーをセットアップする人は楽できる
とりあえず、まだサーバーを作成していない人でDcokerとDockerComposeをインストールしたい人は、さくらVPSコントロールパネルから[スクリプト]を選択して、"CentOS_DockerCompose"や"Ubuntu_DockerCompose"などの目的のスクリプトの有無を確認しましょう
その上でサーバーセットアップ画面でスクリプトを選択してセットアップするとDockerとDockerComposeのインストールまでやってくれるみたいです
既にサーバーをセットアップしてる人はどうするのか?
じゃぁ既にインストールしてる人はどうするかっていうと、Dockerのドキュメントに従って(ry
すいません。とりあえずドキュメントを読まなくてもバージョンと環境が適合していればパブリックスクリプトでそのままいけます(※2018/07/17現在)
いけますが、一応、スクリプトの内容を確認しておいたほうがいいです
ここら辺はいつ変更がきてもおかしくないし、あえてコピペさせないようなUIになってるところを見ると、やっぱり初回インストールに限定したいみたいな雰囲気があるので...
セットアップスクリプトを流用する
とりあえずここでは仮にCentOS用のセットアップスクリプトを見てみます
※Ubuntuの人はやっちゃダメなので、ちゃんとさくらVPSコントロールパネルからUbuntu用のものを持ってきてください
#!/bin/bash
set -x
yum -y update || exit 1
# set up the repository
yum install -y yum-utils device-mapper-persistent-data lvm2 || exit 1
yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo || exit 1
# install docker ce
yum makecache fast || exit 1
dockerVersion="17.06.0.ce-1.el7.centos"
yum install -y "docker-ce-$dockerVersion" || exit 1
systemctl start docker
systemctl enable docker
# install Docker Compose
dockerComposeVersion="1.14.0"
curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/$dockerComposeVersion/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` > /usr/local/bin/docker-compose || exit 1
chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
exit 0
ふむぅ。ぱっと見、DockerもDockerComposeも導入していない場合は特に修正なしでいけそうですね
こいつを
vi ~/install_docker.sh
して上のスクリプトを貼り付けして、:wqコマンドで保存して、
chmod +x ~/install_docker.sh
cd ~
./install_docker.sh
したらいいと思います
あ、でもrootじゃない場合はsudoするなりでやらないとダメですね
でもやっぱり...
とりあえずふわっとさっくりインストールするならこれでもいいと思いますが、真面目にやるならやっぱりきちんとドキュメント読むのをお勧めします