Fusion 360の押し出しツール等の操作プロパティ(ブーリアン演算)の種類

Fusion360の中で最も良く使うツールの1つに"押し出し"ツールがあります
これはスケッチからボディやコンポーネントを作成するツールの一種ですが、これらの編集ツールは他のボディと重なった際の挙動についてどのように処理するかを指定することが出来ます

環境

Fusion360(Windwos版) v2.0.4285

操作の変更

ツールのダイアログボックスにある[操作]から重なり合うボディに対しての挙動を変更できます
これは一般的にブーリアン演算と呼ばれます

結合

新たに編集する形状と他のボディが交差した際に結合して1つのボディとして扱います

切り取り

新たに編集する形状と他のボディが交差した際に編集対象の形状を、交差するボディから切り取ります

交差

新たに編集する形状と他のボディが交差した際に、交差する領域だけを残します

新規ボディ

新たに編集する形状を全く新しいボディとして形成します
交差領域に対して何の編集も行いません
イメージとしては新規レイヤーに描画するようなものです

新規コンポーネント

新たに編集する形状をコンポーネントとして編集します
交差領域に対して何の編集も行いません

コンポーネントとは何か?

ものすごくざっくりな説明をするとグループ機能のようなもので、コンポーネントはFusion360の要素(原点、スケッチ、ボディ、補助線)などをまとめる箱です
ある程度のパーツのまとまりを梱包する際に使用します
例えば、車ならエンジン、タイヤ、シャーシ...などある程度の粒度でまとめたものです
実際にはエンジンはネジやナット等の集合から構成されていますが、それらを全てばらばら(フラットな状態)で管理するのはとても大変なのは想像できると思います
そういったものをまとめて操作できるようにするための機能...のはず

※ちなみに私はまだそこまで大規模なことをしていないので、試したことはありません。すいません...